遺伝子発現情報を用いた 新しいシミ分析サービスの提供に向けた検証試験開始

2025.11.13

ポーラ・オルビスグループの医療機関・クリニック向けの事業を担う株式会社ポーラメディカル(本社:神奈川県横浜市、社長:松本剛)は、個人の遺伝子発現情報を用いた新しいシミ分析サービスの医療機関への提供に向けた検証試験を、2025年11月14日より開始いたします。今回導入するサービスによって、肌悩みの上位であるシミに対してエビデンスに基づいた解決策の提供に繋がると考えています。

サービス概要

本サービスでは、個人の皮膚から得られる遺伝子発現情報を活用します。シミ形成には複数の要因が存在しております(図1)。グループの研究機関であるポーラ化成工業株式会社では、個々のシミ(老人性色素斑)の遺伝子発現状態から、個々のシミごとにその形成要因が異なる可能性を見出しております※1。弊社では本知見を基にシミ分析サービスを構築、医療機関と連携することで、個々のシミに合致した対策の提案に繋げます。

※1 参考リリース:シミごとに形成要因は異なっていた
https://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20250916.pdf

今後の展望

まずは限られた医療機関にて試験的にサービスを提供し、本サービスのニーズ検証と提案のアップデートを行った後、本格展開を進めて参ります。